結納の目録は、全紙を二枚重ねにした奉書を横に長く二つ折りにして折り目を下にして、濃い墨で、結納の品目を、すべておめでたい当て字で書きます。
親か本人、または家名(○○家と姓を書く)のうちいずれかにし、双方とも同じものに統一します。両父親の名前にするのが一般的です。
偶数の場合は福槌を加えて奇数にします。
本来女性側で用意するものですが、結納店で代書を依頼する場合は、ほとんど男性側 で一緒に用意しているようです。この場合受書は、事前に女性側に渡しておきます。( 男性側が受書を用意した場合、荷物送りの場合の荷物の受書は女性側で用意することになります。 )
家族書や親族書は、両家がこれから姻戚関係を結ぶにあたって、双方の家族や親戚を列記したもので、結納につけてわたしますが、最近は家族書だけにしたり、どちらも省略する場合もあります。ただし、取り交わすなら双方とも同じように用意しなくてはなりません。
同居している家族のみで、別所帯を持っている兄弟は親族書に書きます。
年長者から記入し、本人は一番うしろに書きます。
家族の配偶者も書きます。
本人との続柄、住所、氏名などを記入します。
本人の両親の兄、姉・・・ 「伯父、伯母」 弟、妹・・・ 「叔父、叔母」 ( 親族書には本人からみて 「おじ」 「おば」 など三親等まで書きます。 )